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4年初釜 八寸

茶事の酒は宴会やなくて儀礼的なもんです。
せやから基本的には式三献を守る。
強肴の際の預け徳利は、嬉しいけど私はせえへん。
徳利とか石盃とかの酒器賞翫の楽しみは道具茶。
いや待てよ、八寸の時に使うってゆう手があったやん。

八寸と一緒に九谷焼の鶯徳利を持ち出す。
卵色の六角柱に金色の牡丹の絵。
酒をついで起こすときにピーと音が鳴るのが面白い。
内部構造を縦に二分割してあるらしい。
水位変化による複雑な空気の出入りを利用してるとか。
よく判らへんけど可愛らしい音やから皆に楽しんで貰えた。

鶯徳利は何故かすべて六角形やねん。
何本も運ぶときには、ハニカム構造で安定するから、
花見に行く時なんかに使われたんやないやろか。

IMG_0953rei4hatu.jpg

酒を注いだら左手前の肴を小吸物椀の蓋に取る。
私はこれが不思議やった。
2種を器に盛るときは右向こう左手前に配置する。
それを取るときは右が先で次に左が約束やねん。
2種盛りの干菓子はそうしてる筈。

八寸は山海の珍味を肴に酒を飲むってことやけど、
山の物と海の物を取り合わせると考えるのが先ず勘違い。
山と海やから上に山、下に海を置くのが更なる間違い。
右に生臭物を配置するのがほんまやろうと思う。
そしたらちゃんと右の肴から取れる。
けどこれは裏千家の明確な決まりで個人の裁量は不可。


海の物の本意は生臭物で、海産物やなくてもええんです。
山で捕れる獣肉などは山の物やなく生臭物と捉えるべき。

生臭物を先に食べるのは酒の肴やから。
生臭物は酒の燗の温度が高い方が絶対旨いと思う。



クリームチーズに塩麹と麦味噌を和えて馴染ませた。
そのままで食べるのと比べて段違いに美味しくなる。

IMG_0925rei4hatu.jpg

式三献が済んで正客に戻りお流れを所望する。
コロナの所為で別杯持出しが普通になったらしい。
以前からやってた私は我が意を得たりって感じ。

鶯徳利とセットのお猪口を懐から取り出す。
片口になってて口の処から飲むと音が鳴る。
これは単純な笛やから吸うたら間違いなく鳴る。

IMG_2690rei4hatu.jpg

もう1種の肴は山の物。
山で採集された物やなくて、精進物。
塩茹でした南京に胡麻だれを掛ける。

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