大文字

お盆の間、寺には他所から手伝いのお坊さんがお泊りしてはるから、
お稽古はできないと以前に聞いてたから諦めてた。
ところが今年、2日7日と休みにしてしまったからダメ元で尋ねてみた。
16日にお稽古ができるかどうかって。

夕方から本堂で法要があるだけやから大丈夫ですよとの回答。
もし稽古ができるんやったら来る人はいますか?とお稽古LINEで流したら、
4人の参加希望があったから稽古することに決めた。



16日てゆうたら京都では有名な大文字送り火の当日。
京都の人は「大文字焼き」とは言わへんらしい。
大文字さん。
山焼きやないねんし、て言わはる。
稽古場の庭から東山の大文字さんがよお見えますよ、とお寺さんからの情報。
それを皆に伝えたらどんどん参加者が増えて結局12名が来ることに。



床には色紙、加賀の千代女の句「朝顔に釣瓶とられてもらひ水」を掛ける。
花は木槿と萩と縞葦。

IMG_6304-0.jpg

OYさんが手作りの菓子、道明寺羹を人数分持って来てくれた。
水面に映った大文字の意匠で作ったらしい。
そおゆうことならやっぱりこんな風に逆向きに置くべきやんな。
けどこうして写真で見てみたら、何か判り難かったかなあて気がする。

IMG_6308-0.jpg

TMさんからも手作りの水饅頭。
銘は酸漿とでも、とおっしゃってたけどこれは多分大文字の松明の意匠。

IMG_6309-0.jpg

UYさんからは干菓子。
この日私はお菓子を用意することなく皆さんの好意に甘えた。



さて、8時になって大文字に点火。
稽古を一時中断して部屋の電気も消して、皆で庭に出る。

塀の向こう植木の合間にくっきりと炎の文字が浮かび上がる。

IMG_6317-0_20170817025131816.jpg

2階からはもっとよく見えるて言うからちょっと上がらして貰う。

IMG_6323-0.jpg

庭の大きな池の水面にもうっすらと映って揺れてる。
写真に撮れへんかなと思ったけど全くダメやった。

盃に大文字を映して飲むとええとか聞いたことがあるけど、
車で帰らなあかんしまだ稽古中やし流石に諦めた。
ところがOY氏やMMさんによると小さい頃にはコップの水に映して飲んでたらしい。
そらそうやな、子供の頃は酒が飲まれへんから水で良かった訳や。



私は大阪で生まれ大阪で育って今も大阪に住んでる。
けど京都の大学に通い、裏千家学園で3年間修業し、京都にも稽古場を開いた。
今までの人生の半分くらいは京都で過ごしてる感じやね。
やのに大文字の送り火を実見したんは初めてやった。
しかも丁度お稽古の日に、稽古場の庭で、社中の皆さんと楽しむ。
何とも素敵な夜を過ごせたと感謝。



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