処分

先週初めに、金曜の解体工事に向けて月曜から動産の処分をすると言われた。
つまり家の中のあらゆる道具を綺麗さっぱり持ち出して処分するということ。
つまりそれまでに、欲しいもの残したいものは運び出さなあかん。

木金と空いてる時間をフルで片付けと移動に活用した。
しかしどう考えても期日までに道具を運び出す時間的余裕がない。
日曜に予定していた七事式の会を直前になってキャンセルさせて貰うた。

日曜朝からまた片付けを始めた。
若い頃から読み倒しながら貯め込んだ本を捨てるのが忍びない。
今後にも必要な茶道関係の本以外は泣く泣く諦めて、
いずれブックオフにでも売るつもりで段ボール箱に詰めてく。

ところが、とても終わりそうにない。
てゆうか、思ってたよりも量が多くて我ながら途方に暮れた。

今頃に明け渡さなあかんことはずっと前に判ってた。
けど本音では家を売りたくなかったもんやから片付けを引き延ばしてた。
もっとも生来の怠け癖の方が大きかったかも。

昼を過ぎてもなかなか捗らへん状況に、やっと自覚した。
これだけの量を納める器が今の私にはないんやと。

今年に入ってから、この日に備えておよそ2畳分のレンタル倉庫を借りた。
我が家は息子を独立させておよそ6畳の部屋を確保した。
しかし荷造りし出したら果たしてこれが収まるのかどうか怪しくなった。

淡交誌がおよそ40年分の520冊。
なごみ誌はちょっと少なくて400冊。
これだけでもものすごい場所をとる。

そして結局、私は本を残すことを諦める。
つまり解体業者にゴミとして処分して貰うことにした訳や。



高校に入った頃は本屋での立ち読みと図書館通いで読書を楽しんでた。
2年生の終わりくらいやったか、画家を志望して絵画関係の雑誌を買い始めた。
それから文庫本の小説を買い、単行本を求め、漫画にも嵌った。

教師を目指した大学時代に集めた哲学や心理学の書籍が100冊くらい。
一度処分したのに捨てきれへんかった美術関係の本も約100冊。
単行本は高いから余り買わへんかったので500冊くらいかな。
最近トンと買わなくなったけど大好きな漫画本は多分300冊程度。
教養関係の新書が500冊程度。
礼法関係は30冊程度やな。
文庫本に至っては数える気にもならんかったけどおそらく数千冊!
昔を懐かしんで集めた少年少女世界名作文学全集とかもある。
他にも雑誌、料理書、辞書、百科事典、展覧会カタログなど、それこそ多数。
よおもこれだけ貯め込んだもんやと思う。

IMG_5542-0.jpg

あ、しもた、右下に写ってる茶道全集を確保するのを忘れてた。

あ、ルナさんから献呈してもろた単行本もとっとくのを忘れた、ごめんなさい。

IMG_5543-0.jpg

茶道具を箱に詰め込んで車に積み込んで運び出す。
問題は運び込む先の場所。
契約したトランクルームは2階で階段のみ。
けど、まだしも楽やった。
トランクルームはすぐに一杯になったから我が家に入れるしかない。
我が家は超が付くほどに古い府営住宅でエレベーターなどは存在せえへん。
しかも5階やねん。

普段2往復するだけで息切れする階段を一体何往復したら終わるんや?

皆さん予想したでしょ?
その通り、終わらへんかったんです。
何回運んで階段を何度上り下りしたんか最早覚えてへん。
これで一段落と諦めたんが午前5時。

解体業者さんは朝が早いから、7時半に目覚ましをセットして仮眠。
月曜の朝、解体屋さんに頼み込んで、待合の二畳だけ片付けを待って貰う。

昼に社中のYIさんが助けに来て下さった。
荷物を一時預かって下さるとのことで大いに助かる。
車一杯に詰め込んで貰って、残りは何とか二畳に収まった。

IMG_1212-0.jpg

貰った猶予は丸一日。
火曜の稽古の皆さんに急遽お休みを下さいと連絡を入れる。
この日は京都の稽古で休みにするのは間に合わへん。
火曜も朝から荷物移動。
三度の往復で何とか家中を空にでけた。

IMG_1215-0.jpg

あの本棚が見事に空になってる。
処分業者の仕事ぶりには驚きを隠せへん。

IMG_1216-0.jpg

解体は金曜からの予定やのに、火曜夕方に解体の連絡が入る。
どうやら茶室部分だけ手作業の解体をするらしい。

IMG_1213-0.jpg

実はYIさんのご友人に茶室を建てたいてゆう方がいらして、
床柱や天井や障子、太鼓襖、にじり戸など取れるものがあればと。
どうせ壊してしまうんやから、何でも持ってって。
少しでも近い状態で再建したいとおっしゃるので私も嬉しい。
できあがったら一度寄せていただきたいと思ってる。



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ジャンル : 日記

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No title

楽水様
茶室を一部でも受け継ぐ方がいらしてよかったですね。

心身ともにどんなにお疲れになったことでしょう。
寒さの厳しい折ですし、落水様もご家族の皆様も
病気やお怪我などなさらないように、ご自愛くださいませ。

行雲流水、でしょうか。(合わなかったらすみません。)
きっときっとよい日々をお祈りいたします。

Re: No title

maruさま、いつも温かいお言葉に癒されます。

≻ 茶室を一部でも受け継ぐ方がいらしてよかったですね。

本当にその通り、嬉しい限りです。

> 行雲流水、でしょうか。(合わなかったらすみません。)

あぁ、このブログの禅語カテゴリで私自身が書いてたんですよね。
「行雲流水」
まさに行くべき所に行き、止まらざるべからざる所に止まる、か。

やっぱり難しいなぁ。
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