FC2ブログ

学外定例茶会

日曜は追手門学院大学茶道部の学外定例茶会があった。

私が教え始めてからは初の茨木市外、池田市への進出になる。
あの阪急グループ創業者の小林逸翁に縁りの池田文庫の貸茶室「古彩庵」を借りた。
宝塚歌劇の資料を中心に集めた図書館に付属した茶室なんやけど、
廃校になった専修学校の跡地にその古材を利用して建てられてる。
独特の審美眼を持った茶人ならではの茶室で流石やなと思う。

坂道だらけの閑静な住宅街に突如現れる広大な敷地にある建物群。
その裏側にひっそりと建つ、正面が大小庵、手前が古彩庵の入り口。

IMG_5328-0.jpg

待合の八畳間は壁面一杯の床で琵琶床付き。
窓のすぐ外には大きな桜の古木、花見の季節には最高やろね。

IMG_5327-0.jpg

貴人口を出て向かい合わせ、3メートル先に古彩庵の躙り口がある。
大きめの蹲踞に筧からの水音が響く。
蹲踞用の柄杓をこの後で見つけて、2席目からは柄杓も備えて恰好が付いた。

IMG_5317-0.jpg

茶室の並びには1畳分の腰掛待合がある。
この手前には勝手からの出入り口もあるから使い勝手がええ。
躙り口の上に土廂のないのが残念やけど、狭い空間を巧く使ってる。

IMG_5320-0.jpg

本席は四畳半一間床。
廃材を効果的に使ってある。

軸は大宗匠の若書きで「寿」を大書、小書きは「佳気が堂に満ちる」。
唐胴の瓢花入に学生が調達してきた太神楽椿を入れる。
香合は型物番付にある染付六角叭々鳥を京焼の写しで。

IMG_5313-0.jpg

老梅蒔絵の炉縁で大宗匠お好みの鶴雲釜を据える。
大樋の炉壇を入れてるのに電熱器を据えて、炭火は不可とのこと。
勿体ないなぁ、電熱器のコードが伸びてるのが如何にも格好悪いし、
壁面にコードを這わして床柱際にコンセントを設置してるのも興醒めや。

点前座正面には下地窓もあって意外に明るい。
こうゆう席に風炉先屏風は必要ない。

利休好みの丸卓に志野の水指を載せる。
この時の薄器は扇面蒔絵の中棗。

IMG_5329-0.jpg

例によって点前をする人の好みで道具や設えを入れ替える。
別の席では長板総飾りの点前を選択。
個人的には好みとちゃうけど、長崎三彩の皆具はそれなりに見事。

IMG_5322-0.jpg

大学からは遠いので、傍若無人で冷やかし半分の客が来ないのが良い。
まぁその分お客さんは少ない。
他大学の茶会にせっせと通いだしてからまだ1年足らずやから、
その効果で他大学の茶道部が来て下さるのは来年以降に期待する。
席料を徴収しない自己満足のボランティア茶会です。

せんだっての将軍山茶会に顔を見せて下さったM氏が今回も来て下さった。
私の社中からはKMさんが京都から来てくれた。
ブログをご覧になった女性客がおひとり飛び入りでお越しになったのも嬉しい。
その方とは何となく話しそびれてちょっと残念です。

あ、皆さんからたくさんに水屋見舞を頂戴し恐縮です。



この日を機に3回生の2人は引退する。
新部長さんともLINEで繋がるようになった。
新生茶道部の活動がこれから始まる。



あれ?
引退する先輩を送り出すお涙頂戴のイベントが今回はなかったなぁ。
私がいないところで、仲間内だけでやるんやろか。



にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村 ← 次回イベントは来春のチャリティー茶会です。


スポンサーサイト

テーマ : 茶道
ジャンル : 趣味・実用

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

3年越しでやっと念願が叶いました(笑)

ずっと行ってみたかった学生さんのお茶会。先生が先生だからか、みんな気さくで優しい学生さん。唐突に話しかけてもニコッと答えてくださる。久しぶりに一生懸命な学生さん達のお茶会に何年か前の自分を思い出して、なんだか懐かしくもあり、元気をいただきました。
ご同席頂いた男性のお客様も素敵な方で。
また、来年も行きたいなぁ。
では、また先生お稽古で。

Re: タイトルなし

maiさん、ご来席に感謝です。
貴女らしいコメントをおおきに。
また来年も来てやって下さい。
プロフィール

楽水

Author:楽水
ようこそお越し下さいました。
ごゆっくりお過ごし下さい。

カテゴリ
教室お問い合わせはこちらから

名前:
メール:
件名:
本文:

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
最新トラックバック
にほんブログ村参加中
にほんブログ村に参加しています。 よろしければこちらをクリックして下さい。
にほんブログ村 その他趣味ブログ 茶の湯・茶道へ
にほんブログ村