チャリティー茶会

学生チャリティー茶会は学生皆にとってええ経験になったて思う。
準備段階の折衝から始まって茶会当日の進行までええ勉強やった。
他大学の茶会に参席する程度より遥かに深い交流になったやろ。

しかし大阪美術俱楽部は流石に大きな入れ物です。
受付待合はこの大広間。
右手が追大、左手に関大茶道部の立礼席があって双方の待合を兼ねる。

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金屏風を立てて待合床に。
軸は積翁老師筆の「且座喫茶」を。
奥の襖を開けたら本席、「鶴の間」です。

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18畳の広間。
裏千家やと腰張りが湊紙なんは小間に限るんでやや違和感あり。
しかし特定流派におもねる訳にはいかんやろし、これはこれで落ち着いてええ感じ。

掛軸は「日々是好日」を。

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テーマは雛祭りやから海松蒔絵の蛤香合を飾る。
花は萩の耳付花入に乙女椿と雪柳を入れる。

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水屋は8畳分の部屋でゆったり使える。
さらに隣に土間がついてて8畳くらいの炊事場になってて、ここで洗いものをする。

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お菓子は「吉向堂」のきんとんで「花筏」の銘。
お茶は「三丘園」で銘は朝日新聞社やから「朝日」
土の茶席も同じお茶で同じ菓子屋らしい。
部屋代に始まって何から何まで主催者側からの提供。
私の駐車代金まで負担してくれはる太っ腹です。
収益金をチャリティーにするってことやけど参加者数を考えたら成程や。

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天明の小振りの市女笠釜を釣り釜にして使う。
炉縁は老梅蒔絵。
更好棚に据えた水指は鼓形、摘みは扇子と横笛を重ねてある。
普通に立て掛けるとどないしても倒れるし平置きにするには棚が小さい。
右手前に表を向けて左手で立て掛けるように指導する。
摘みが可愛いからお客様から見えやすいようにと席中では説明。

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前日の用意の時に見て回ったらどこの席も煙草盆を用意してはる。
確かに正客の場所を提示する道具と考えたらあった方がええ。
夜中にトランクルームに行って段ボール箱を開いて煙草盆を探し出した。
溜塗香狭間透かしの煙草盆に火入はフランス土産ベッチドルフのビヤカップを選択。

茶碗は桂楽の菱型黒楽で貝合わせの絵柄。
替えは桜を絵付けした織部。
棗は春草蒔絵、朱塗りが可愛らしい。
義山老師作の塗茶杓の銘は「みのり」

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茶会練習

大学の茶道部が頑張ってる。
春休み中の3月も稽古を続けてる。
普段は週2回の稽古で、その内の金曜だけ私が教えてる。
けど先月今月は週3回に増やして自主稽古をしてるらしい。
それもその筈、大きな茶会が控えてるからその練習に余念がない。



学園祭の茶会も学外での茶会も、客層はいつも殆んどが学内のお友達と親戚だけ。
他所の大学の茶会に行かへんかったら、当然他大学からもお客さまは来てくれへん。
もう何年も前から他大学との交流をするように言い続けてたんやけど、
めんどくさいからやろね、歴代ずっと没交渉で過ごしてきた。

それがようやく昨年の部長と現2回生部員が頑張ってくれるようになった。
彼方此方の茶会に参加して、意識が変わってきたように思う。
今回の茶会はそうして知り合った仲間からの誘いで参加が決まった。



第4回関西学生チャリティー茶会
あの有名な朝日新聞チャリティー茶会の協賛。
京阪神の大学茶道部で活躍する学生たちが協力して、
伝統文化を守り社会貢献を目指して開く茶会やそうです。
今年の参加は京女、関学、関大、そして吾が追手門学院大学です。

チャリティー茶会は3月25一26日の2日間。
場所は大阪美術倶楽部の2階、最寄り駅は北浜あるいは淀屋橋。
追手門は土曜の25日担当で、同じ日にはは関大が立礼席を設ける。
会費1500円で2席ともに入れるらしい。



本体の茶会は第63回各流合同茶会で、こちらは1階。
こ、これはそうそうたるメンバーやん。
こちらの当日券は2席2500円、1席1500円とか。
時間が許せば庸軒流の茶席に入ってみたいけど時間的にやっぱり無理かなぁ。



炉は炭火を使うらしい。
今の学生は電熱しか知らんから、不安なので是非来て下さいと言われた。
これはしゃあないな、行かんことにはどうにもならへんし。
土曜稽古は休みにして行くしかない。



けど趣向やら道具組はいつも通り学生に任せてる。
問題があったとしても終わった後で指摘するつもり。
自分たちで試行錯誤して身につけていって欲しいと思ってる。

しかし未だにカンペを見ながら問答の練習をしてる。
もっと自分の言葉で喋ってええんやけどなぁ。

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次回の稽古では基本の割稽古で、袱紗の扱いをやり直そうかなと思ってる。



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東生涯学習センター広間

箕面市東生涯学習センターの茶室の間取りはええんですけど、いかんせん古い。
彼方此方の傷みが目立ちます。
初使いのその日に炉の電熱器がダメになって湯が沸かへんくなった。



昔はちゃんとした炉で多分炭を使ってたらしい形跡がある。
現在は電熱器を組み込んであるんやけど素人が苦労して設置した雰囲気。
その電熱器がまた古くて、特にコードの傷みがひどいからその辺が断線したんやろね。
修理をお願いしたんやけど最低でも一か月はかかりそうとのこと。
市の予算の問題らしいから、こちらとしてはどないしょもない。
下手に修理するより電熱式炉壇を購入する方が安いと思うけどな。



他の施設にはすでに空きはないから予定通りここを使うしかない。
先日の稽古日は偶々やけど、隣の和室を使う方がおらへんくて空いてるから、
良かったらそっちを使って貰うても構いません、とのこと。
有り難く使わせて戴くことにする。

17畳半の広間やけど、京間の寸法で8畳分がちゃんと茶に使える敷き方になってる。
何よりこちらの炉に入れられた電熱器はちゃんと生きてる。
床の間は2間の広さやけど花入と香合を飾ったら何とかバランスが取れた。

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最近の緑水会は、同時に集まるのはせいぜい4人か5人。
たいていは1人か2人やから、この部屋は無駄に広くて何となく落ち着かへん。

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備品として釜やら棚やら幾つかの道具が置いてあるから使わせて貰う。
持ち込む道具が少なくて済むのはとても助かる。

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お琴の先生が定期的に借りてはるらしいから、使えることは滅多にないと思うけど、
もしも偶々空いてるようなことがあったら、ちょっと狙い目かなとも思う。



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処分 追記

先月27日に開始予定の解体工事が電線撤去工事との兼ね合いで延期されてた。
昨日の朝行ってみたら、5日遅れで解体取り壊しがついに始まってた。

今までに「庭木剪定」の記事を何度か書いたけど、
落下」したりしながらもなお丹精込めて手入れしてきた松の木も、
首尾よく新芽が出てこれからが楽しみやった貝塚の「生垣」も見事に伐られてた。

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家内が自分のことは全然書いてくれてへんと拗ねてる。
実家の家具など動産処分にまつわる前回記事についてです。

実際彼女の持ち物も随分と処分してしもたし、
運び出しの時などの手伝いも十分してくれた。
悪かったと思うてるし感謝もしてる。
そうゆうのんを当然のこととして言葉にせえへんのが悪い癖やな。

結婚の際に持ってきた桐箪笥や洋式ローチェストはでけたら残したかった。
オーディオセットとレコードは私のも含めて断腸の思い。

読書家やった義父の遺産の蔵書をたくさん譲ってもろたのに、
結局読むことすらなく処分してしもたんが悲しい。
最初試しにこの本のひと箱を5階まで運んだんやけど、
余りのしんどさに半分心が折れた。
これがすべての蔵書を結局あきらめたきっかけになったんかな。
処分するんやったらもっと早く諦めて売るべきやったと悔やまれる。



それにしても早めに片付け始めて運び出した分に関してはまあええ。
トランクルームに詰め込んだ荷物は、大きくて嵩張るものととにかく重いもの。
あとは普段の稽古に必ず必要になるものを入れてある。
どれが何でどこに収まってるか概ね承知でけてる。

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しかし後半やっつけ仕事で詰め込んで取り敢えず運び出した道具は、
我が家の一部屋へ無造作に雑多にええ加減に無茶苦茶な状態で移動しただけ。
何処に何があるのか全く把握でけてへん上に、
もし判ってもそこへ到達するのがはなはだ困難な状況を呈してる。

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これからはこの雑然とした状態を少しずつでも解消してかなあかん。
ただどないして片付けてったらええのか途方に暮れてる。
YIさんちに預けた道具もあまり間を置かずに引き取らなあかんし。
トランクルームをもう一部屋借り足すか、
もっと大きな部屋に借り換えるかせんことにはどうしようもなさそう。



自業自得やけどドタバタの荷造りは不備が付きもんや。
片付けながら、あ、これは後で別の箱に入れよ、ってちょっと脇に置いとく。
この「後で」が曲者やねん。
私の場合その半分近くは恐らくそのまま忘れてしまう。
そんな自分のことをちゃんと知ってるのに、なおかつ何度も繰り返す。

今考えても、残すつもりやったのに捨ててしもたんが相当量ある。

黒紋付、絽の一つ紋長着、トンビ、外套、十徳、半徳、羽織、
古帛紗も何枚か、ストックの茶筅や懐紙などなど。
家紋入り袱紗や風呂敷、大判の風呂敷を数枚重ねといたんも忘れた。
かけてた眼鏡を休憩時にちょっと置いたら、ゴミの山に紛れてこれも忘れた。

湿し灰を作る時に使ってた大きな金盥も畳表も失念した。

3年から6年前に切って乾燥させた大量の竹。
茶杓を削るつもりやったけどまだアク抜きしてへん段階やから全部ゴミにした。

昨日気が付いて慌てたんやけど、どうやらお墓の使用許可書も捨てたみたい。
これは早急に再発行して貰うしかない。
生命保険の証書なんかも保管した記憶があらへん。

中でも惜しいのんは入門以来20年くらい書き溜めた自身の備忘録かな。
見たり聞いたり読んだり教わったり考えたり、
そんなこんなを断片的に20数冊のノートに記録してた。
何か疑問点にぶつかった時、あ、この答えは確かあそこに書いたぞって。
まぁ、読み返すのは年に何回かやったけどね。

待てよ。
えーと、現在は入門から40年経つから、つまりここんとこの後半20年間は、
私は勉強もせんと、それ以前の知識の切り売りで胡麻化してる訳か…。

これはこれで反省せなあかんな。



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小山園初釜

記事が前後してしもたけど、先週木曜は小山園初釜やった。

いつも通りの床の設え。
今年もまたこの軸に巡り合えたことに感謝する。
結び柳の根元には藪椿を。

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釜は数年前から倉庫に置きっぱなしやった新品の平丸霰釜。
茶入も初披露、持つのも大変なほど大きな肩衝。
何しろこの日の参加者20人分の70グラムが余裕で入る。
明治のシカゴ博覧会で徳川16代様が使ったってゆう瀬戸茶入。

中身のお茶が何とまさかの「天授」とか。
去年採った新茶が入ってない古い茶やから使っちゃおてなったらしいけど、
品質が落ちてる訳やないからやっぱり美味しい。
しかし前に練った時も感じたんやけど、練ってる感触がどうも変てこ。
粘りが強いてゆうのか、何故か湯量の見極めが難しい抹茶です。

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今年のはなびら餅は鼓月やったか。
味噌餡が美味しい、けど牛蒡の香りが強くてちょっと驚いた。

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茶杓は茶の木を削ったもの、銘は忘れた。
薄茶の茶杓は松の木ででけた千年翠。
棗は井伊大老好みの1月のやつ。

社長さんは伝説的味覚の持ち主。
しかもあちこちのお家元の初釜や茶事におよばれしてはる。
更に自園の自慢のお茶やんな。
実は結構緊張して濃茶を練ってる。



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