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小山円初釜

稽古場の初釜は今年も阿弥陀寺をお借りした。
お寺のご厚意で茶室に泊まらせて頂けるのは有り難い。

先週に続いて今週も金土日と茶事を催した。
前日の木曜夕方に大量の荷物とともに稽古場に到着。
料理の用意にかかる家内を独り残して、私は宇治に向かう。
恒例行事、丸久小山園初釜茶会の日です。



今年も出会えた良慶老師の富士画賛の掛け軸。
台風被害で何処の花屋も柳は無いてゆうてるのに、長い結び柳に白玉椿。
香合は12年前のと48年前の猪をふたつ並べて。

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仙叟好みの柏釜を据えて、炉縁は淡々齋好みの公孫樹彫炉縁。
宗旦好みの丸卓に京焼き四君子の水指。
茶入は先代直方の信楽焼肩衝きで銘は大吉山。
茶碗は和楽の嶋台の他に萩となど5碗で濃茶を練った。
参加者は社長さん専務さん以下21名。

IMG_7971-koyamaen.jpg

そうそう、今年の菓子は長久堂の菱葩餅、美味しかった。

IMG_7972.jpg

薄茶は干支の茶碗で2服、後は点てだし。
専務さんが私の点前写真を撮ってくださった。

IMG_7980 (2)-koyamaen

阿弥陀寺に戻ったんは21時半。
それから茶事の用意を再開、最後に鰹節を削って24時就寝。



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テーマ : 和風、和物、日本の伝統
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煙草盆

茶の湯では江戸時代の風習を後生大事に守る傾向がある。
古き良き時代の日本の伝統を忘れずに守りたいてゆう姿勢やと思う。
炭を使って湯を沸かすこと然り。
暖房の手段に火鉢や手焙りを使うのも然り。
冷房を使わんと風通しや部屋の設えで演出するのも然り。
蝋燭や行灯やらの前時代の明かりに拘るのもまた然り。
効率は悪いけど、まあ風情を感じるって点では確かに効果がある。

待合と腰掛と薄茶席に出される煙草盆はどうなんやろ。
江戸時代に大流行した煙草は当時のおもてなしの常套手段やったろね。
山田宗偏は相当愛煙家やったんか、宗偏流は懐石中でも煙草盆を出すとか。



ひと昔かふた昔前にはどこの家や会社にも応接間があって、
そこにはライターと煙草と灰皿が置いてあったもんです。
まさに茶会における煙草盆、火入、灰吹やね。
どうかおくつろぎください、てゆうお客様へのメッセージやったんやろう。

せやけど現在、これ程嫌煙気分が蔓延してる時代に煙草盆は必要やろか。
愛煙家の私としては是非とも残して欲しい風習やけど、
煙草盆を出さへん茶会はどんどん増えてる気がする。
青竹の灰吹の用意や火入を準備する手間を省きたいと考える人も増えてる。
それもこれも一応は、まあ納得でける。



形だけを踏襲して煙草盆を出しといて、喫煙者を非難する人が判らん。
100万単位で茶会を開く人が、何故消耗品の灰吹を汚されたと憤慨するんか。

良心的喫煙者は灰皿のないとこでは煙草を吸わへん。
灰皿があるとこやったら煙草を吸ってもええんやと思うても、それは当然やん。

個人的には最低、中立の腰掛くらいはええんちゃうかって気がする。
食事と酒を楽しんだ直後、しかも2時間ほど我慢した後の煙草はほんま旨いねん。
しかも屋外やねんから、これくらい許してくれたってもええやんか。

実際に私は茶事や茶会で何度か吸ったことがある。
珍しい煙草を用意したしええ香りやから是非試して欲しいと請われたこともある。



しかし煙草盆に火入と灰吹しかない時は吸ったらあかんてゆうのが約束。
吸えるのは煙草入れと煙管が用意されてる場合に限る。
煙管は2本置くのが正式らしいけど1本だけでも問題ない。
煙管だけ置くのはそれこそ形だけになるから不可。
煙草入れだけってのは、紙巻き煙草を入れとくてゆうやり方ならアリです。
つまり、煙草を吸って欲しくないんやったら煙草入れと煙管を省いたらええ。
逆にセットするんやったら吸われてもしゃあないと潔く諦めて下さい。

IMG_2290-0.jpg

表千家では、各自持参の煙草と煙管がある筈やから待合に煙管は出さへんらしい。
腰掛と茶室にはマイ煙管がないからちゃんとセットするんやとか。
その辺が裏千家やと結構曖昧に捉えられてて不満に感じる。

けど待合に入った時点で身の回りの不必要な品はまとめて部屋の隅に置く決まり。
てゆうことは、煙草盆の前に座った時には自分の煙草もないんとちゃうかなぁ。



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大学初釜

土日月曜と京都で社中の初釜茶事を催した。
少し間を置いて今週末の金土日曜に続きがあって都合6日間。
茶事の記事は全日程が済んでからぼちぼちアップしたいと思う。

昨日の火曜には大学茶道部の初釜茶会があった。
昨年はまだ茶室松籟庵が健在やったからよかったけど、
今年は地震と台風で潰れたままやから、学友会館の和室で行う。

IMG_2868-daigaku.jpg

どうゆう使い方の教室なんか判らへんけど長机を取っ払って掃除。
教壇の壁面に軸をかけて床の間に仕立てたらそれらしくなった。
花は学生が用意したカーネーションとカスミソウ。

茶室やないから当然やけど炉の設備はあらへん。
畳の上に炉縁と電熱器を置いて釜を載せただけの残念なしつらえ。
畳も団地サイズやから足運びも小さくせなしゃあない。

IMG_2869-daigaku.jpg

現在部員は2回生が3名、1回生が4名の計7名。
インフルエンザで1人欠席して客は6名になった。

昨年暮れに稽古したままやったらきっとみんな忘れてたやろう。
先週の火曜に席入りと濃茶の飲み方を再度稽古しといた甲斐があった。
みんな割合すらすらと手順通りに運んでくれる。

嶋台で重茶碗にする予定を変更して、大きい方の茶碗一碗で濃茶を練る。
少しゆるめに練ったから初体験の3人にも飲みやすかったんやないかな。

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包丁研ぎ

和食の食材の調理には包丁の切れ味が欠かせへん。
和食に限らへんやろな、切れへんナイフはほんまに腹が立つ。
切れ味が鈍ってきたら研ぐしかない。
てゆうか料理人は毎日包丁を研ぐのが当然らしい。

何となく切れ味が悪くなってきたなとは、昨年秋くらいから感じてた。
12月初めには、初釜があるんやからそろそろ研いで欲しいと家内に言われた。
いつも思うことやけど、何で私は気付いたときにすぐ対応できひんねやろ。
ほんまや研がなあかんなあ、てゆうだけでほったらかしにしてきた。

しかし流石に明後日が茶事初日てなったらやらん訳にはいかへん。
起き抜けに砥石を水に浸して準備したけど、
なんやかんやで結局取りかかったんは夕食後。

茶事当日に使うのはヘンケルの2本だけでええて言われたsけど、
ついでやから片っ端から研いでった。

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マークを見たらこのヘンケルは、ツードールと呼ばれるツヴィリング・ヘンケルス。
ドイツのゾーリンゲンで職人の手によって制作されたやつやん。
洋包丁と三徳包丁とペティナイフの3本。

アムウエイの包丁が5本、これも同じくヘンケルスのツードール。
マルチ商法に嵌まってたわけやないからご心配なく。

後は和包丁。
出刃包丁の他に菜切りと柳刃があるはずやけど、何処にいったか見つからへん。

IMG_2865-houtyou2.jpg

都合9本を研いで終了。
後から他のが見つかったらまた研いだらええだけ。



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カニバス

恒例になった年始行事のカニバスツアー、もちろん今年も行った。
今年は次男のお嫁ちゃんと長男の彼女さんが参加してくれて、6人になった。
この全員が集える日は1月4日だけやったから、昨暮れ早々に予約しといた。

ネットを探し回ったけど、以前の城崎温泉コースがやはり見つからへん。
そやから昨年と同じ夕日ヶ浦温泉に決めた。
ただし前回のカニはちょっと残念やったんで今回は別の旅館に。



今回は旅館の前やなくてちょっと離れた駐車場にバスが停まる。
歩いてみたらなるほど狭い道やからバスは通れへん。
「夕日浪漫 一望館」。
左手の南館2階で食事。

IMG_2860-0.jpg

先ずはカニ刺身、美味しいけど少ない、もっと欲しいなあ。 
次にボイルガニ丸ごと1杯。
甲羅を剥がしたら驚くほどの量の味噌で嬉しい。
包丁を入れてなくて、自分でハサミを使って殻を切る。
カニの身と餅が入った茶碗蒸しも結構いけた。
焼きガニはやっぱり甘みが増して美味しい。
それほど塩が利いてへんから刺身用の醤油をつけても旨い。
そしてカニ鍋。
ほぼ野菜だけを食べて、カニはひたすら身をほじるのみ。
ご飯を投入、そうしてご飯と殆ど同じくらいの量のカニを混ぜる。
卵を溶き入れ、ほぐした海苔を混ぜて豪華なカニ雑炊。
デザートに温州ミカン、これは初めてのパターン。

同室のおじさんグループが賑やかで楽しかった。
カニを食べるときはたいてい無口になるもんやけど、
豪快に喋って笑って食べて、私たちより30分以上早く食べ終わってた。

我が家族はみんな、急がずのんびりと過ごすのが好み。
周りはさほど気にせず仲間内の時間感覚で食事を楽しむ。
食の細い二人の女の子もそれなりにしっかり食べてて安心した。
しかし類は友を呼ぶやな、彼女たちもゆったり構えて楽しんだ様子。



食後の楽しみが温泉。
ただ今回はちょっとハズレかな。
狭い。
脱衣所も洗い場も湯船も狭い。
露天風呂はベランダを有効利用したようなアイデアもんの作りやけど、
3人では入ったら足を伸ばすことも難しいほど狭い。
ただ熱いくらいの湯温が救いやった。
女性陣3人は風呂に入らずお喋りをして過ごしたらしい。

0909.jpg

旅館の裏手は公園を挟んですぐに砂浜、日本海が拡がってる。
一望館の名に恥じない景色を楽しむことがでける。
夕日ヶ浦ってゆうくらいやから、その時間帯はきっと絶景やろうなあ。

かなり大きな波が押し寄せてきてて、波乗りには適したとこなんやろか。
ざっと見ただけで20人くらいのサーファーが海に入ってた。
しかしこの季節やし、あれは寒いと思う。



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