行之行台子

で、その1週間後のこないだのお茶会の話です。

紫水会のKMさんが行の行台子と大圓之草の許状を取ったので、
大先輩のOYさんとTMさんにご一緒して貰っての許状引渡茶会です。



場所は前回の許状引渡し茶会と同じ茨木市クリエイトセンターの茶室。
道具組も点心の内容も前回とほぼ同じです。

待合は燕の画賛。
火は使うたらあかんから煙草盆は割愛。

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汲出碗はフランス産リモージュの白磁。
待合に白湯を運んだのがそのまま迎付に。

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廊下の外に縁側があって、庭にはちゃんと蹲踞もある。
ただし、ほったらかし状態で汚れ放題やし草木も伸び放題で隠れてる。
使えるようにして欲しいと頼んだら、ご自由に手入れして下さいやて。
ほな早速剪定しようかなと庭に出たら止められた。
見学は15分です、何か作業をするなら部屋を借りるようにと。
何やら釈然とせえへんけど指示通り当日の朝に手入れした。

蹲踞を使うてもろて席入り。
縁側に置いてあるのは豚の蚊遣り器

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床は全開と同じく「楽亦在其中」を掛ける。
点前座には竹台子で乱れ飾り。
天板中央には八卦盆に載せた茄子茶入。

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有田焼の四君子絵長皿に料理を組んで、
向付は黄瀬戸の割山椒。

杯台に載せたガラスの杯に錫製の松竹梅燗鍋で酒を。

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煮物椀も同じ季節もんの鱧。
出汁の鰹節は今回の方が味がええ。

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お、八寸の常節がちょっと大きくなってる。

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行之行台子やから主菓子は縁高に5種を盛る。
可愛らしい大きさの菓子も探したら色々あるもんです。

愛媛県の山田屋まんじゅう、京都鶴屋の鶏卵素麺、いと重菓舗の埋もれ木、
俵屋吉富の三色三層羊羹を切り分けて使い、水菓子はキーウイを。
この大きさやったら難なく食べれると思うし黒文字も1本で問題ない。

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中立の後、後入りして私が行之行台子の点前を披露する。
一か所うっかり手順を飛ばしてしもたけど胡麻化した。
隠すつもりはないから後で言うたけどしっかりバレてた。

鼈甲斑が特徴の玳皮盞天目茶碗に新茶の初縁の色が美しい。

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KMさんに台子薄茶点前を任せる。
茶碗は色絵青楓と替えがフランスの骨董品ピンクのガラス製カフェオレボウル。
干菓子は薄氷の蛍。
こないしたら干菓子器のひご細工が蛍籠に見える。

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許状引渡し茶会

11日の日曜に許状引渡の茶会を催した。
この手の茶会は毎回家内の手料理で点心を提供してきた。
そのやりかたを変えたくはない。
つまり待合と本席と調理をする部屋が必要になる。



具合よく午前と昼間にどれもが空いてる施設を見つけた。
指導してる大学茶道部で何度も使ってる茨木市クリエイトセンターです。

24人が一度に料理がでける生活実習室。
マイクやスクリーンやプロジェクターまであるけど家内一人で使う。
炊飯器が炊き出し用なんか一升五合炊きてゆう大きさで驚く。

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残念なのは茶室が1階なのに調理室は2階てこと。
エレベーターはあるけどかなり遠回りになるから階段を使う。



客は7人、緑水会が2人で紫水会から5人、皆さん入門の許状から。
掛軸正面に盆を置き許状を飾っておいて席入りです。
挨拶に続いて許状を下ろし一人ずつに手渡す。
それぞれにすべての許状を読み上げたから無茶苦茶時間がかかった。

続いて祝いの杯。
今回は点心を用意した。
膳を運んで先ずは一献。
向付は鯛に穂紫蘇を添えて、味はドレッシングでイタリアンに。
あとは和風やね。

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煮物椀は鱧。
茗荷を添えてさっぱりと。

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八寸は引越しの時に捨ててしもたんかなぁ。
見付からへんからちょっと涼しげな皿を使ってみた。
オクラとトコブシ。
箸洗いがないから向付に取ったんで、トコブシがえらい小さく見える。

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電熱やから炭手前はなしで続いて主菓子。
求肥に氷餅を塗して紫陽花を表現してる。

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中立をして後入の床。
中釘があるから花床にしてもよかったんやけど、
軸は掛け流しで床柱に加茂川籠を掛けて柏葉紫陽花を入れる。

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点前座は高橋敬典の朝鮮風炉と真形釜。
宗旦好みの丸卓に京焼の砂金袋水指。
茶入は定一の下膨ら、袋は二重蔓牡丹唐草。

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小習い事の重茶碗の手前で濃茶を練る。
茶碗は吉向焼の飴楽と玄々斎100回忌記念の刷毛目三嶋。
茶杓は大道老師の染み竹で苔清水の銘がある。

ちょっと時間がかかり過ぎたから続き薄茶にする。
薄茶茶碗は青楓の柄の仁清色絵、藤谷芳哉策のお気に入り。
濃茶2碗目の刷毛目茶碗を替えとして使う。
薄器は円能斎好みの面散り中次。
今年の初釜を取りやめたから使えへんかった酉年の道具。

干菓子は富山の五郎丸屋の薄氷、初夏限定のあやめ。
小判型の干菓子器は底が網代のひご細工。

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箕面中央生涯学習センター

先週土曜は灰型の教室の日でした。
参加のNIさんはいつも通りの10時半始まりやないと帰り時間の関係で難しい。
千里山コミュニティセンターも山田ふれあい文化センターも箕面東生涯学習センターも、
昼間は空いてるけど午前中は既に他の方に抑えられてる。
色々検索してたら箕面中央生涯学習センターの茶室に空きを見つけた。

定期的に借りてるグループが多くて、普段は全く空いてへんから除外してた。
今回はほんまに偶々午前と昼間に空きがあったとゆう僥倖状態。

随分と大きくて立派な施設。
9畳の茶室と6畳の前室の「茶室1」と、10畳の茶室と10畳の水屋の「茶室2」がある。
今回は茶室2を借りた。



軸は妙心寺管長の自春見文勝老師の筆で「和楽」です。
花はようやく咲き始めた萼紫陽花を。

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水屋は広い。
自由に使って構わへんてゆう備品も結構な数がある。
隣の廊下突き当りには湯沸し器と流しもある。
驚いたのは炉も風炉も炭火を使おて問題ないてこと。
公共施設で火を熾しても構わへん処はそうはないと思う。
もし空いてる日が合えば、少なくとも灰型教室の時には有り難いかも。

ところがコンロがあらへん。
給湯室にも湯沸しだけでコンロはない。
仕方ないから電熱器で気長に下火を熾した。
次回はボンベ式のガスコンロを持ち込んだ方がええてことやね。

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廊下から茶室1を見る。
その廊下を挟んで茶室2がある。

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炉の位置からして茶道口は廊下側になるから水屋は共同で使うてこと?

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前室の6畳がついてるけどそれを水屋に使うのは位置的に無理。
つまり茶室1だけを借りて使うのは無しって感じかな。

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NIさんによると箕面市茶華道連盟がここで月釜を開いてるとか。
茶室1が待合で、茶室2が本席らしい、なるほどやね。



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山田ふれあい文化センター

公共施設の予約が常に取れるとは限らへん。
抽選に外れることもあるし一足先に確保されてしまうこともある。
特に週末は競合が激しい傾向がある。



そんなこんなで先週は4箇所目の稽古場を使うことになった。
吹田市の「山田ふれあい文化センター」です。
私が結婚式を挙げた伊邪那岐神社のすぐ傍にある施設。



8畳の和室で板床。
掛軸は世界的な書家、栗原正峰の字で「翠松」を。

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床の前が点前座になるから背の低い風炉先屏風が必要になる。
点前座横の襖を開けると2畳ほどの立派な水屋があるんやけど、
水道使用不可の張り紙がある上、現在は物置になってて使える状態やない。
そもそもこの位置に水屋を設置した設計がありえへん。
外に通じる出口がないから入ったが最後閉じ込められてしまう、つまり押入状態やね。
炉の位置からすると、この水屋から出てきてでけるんは逆勝手台目くらい。

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部屋の外は玄関の式台やけど、狭いから茶道口にするにはちょっと無理がある。
奥の廊下から入る形にするのもありかなとは思う。
襖を隔てた隣の10畳の部屋を一緒に借りといたら水屋と茶道口も一応サマになるかも。

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この日は隣の部屋が先に抑えられてしもたから廊下を水屋にした。
長机を置いて道具を並べる。
備品が皆無やから道具はすべて持ち込まなあかん。
水がなくて給湯室まで行かなあかんのがやっぱり一番面倒。



掃除など手入れは行き届いてて綺麗。
古いけど襖も障子も畳も全然傷んでへん。
しかし何より畳の寸法やねん、こいつが江戸間より更に若干小さい。
点前をするのには京間と違おて凄くストレスを感じる。



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大金鶏菊

書く内容は未だ全然考えてへん段階で取り敢えず写真をアップロードした。
投稿するつもりはなかったのにどおゆう具合か間違おて投稿してしもたらしい。
翌日「なんでこんなん載せたん?」て家内に言われて吃驚した。
慌てて下書き状態に変更したけどブログ村には無題で投稿されたまま。
仕方なく急いで内容を考えて書くことにした。



先々週の稽古でやったか「大金鶏菊オオキンケイギク」の花を入れました。
鮮やかな黄色の大輪で見栄えのええ花です。

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花だけを見たら「黄花秋桜キバナコスモス」と見間違うかも。
それもその筈、どちらもハルシャギク属の花やから、ゆうたら親戚です。

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維管束植物、双子葉・合弁花類、キク科、ハルシャギク属、オオキンケイギク。
学名はCoreopsis lanceolata、種小名は「槍の穂先のような」葉を持つということかな。
属名の変更があったんかキンケイギク属とする資料もあるみたいやね。

敗戦後爆発的に増えたから進駐軍が持ち込んだんやろて説がある。
1880年代に観賞用として導入されたって説もある。
戦前に国内に生息してた根拠があるんやったら前者の説は簡単に否定される筈やけど。

多年草で種からの発芽率もええらしい。
だからどんどんはびこる。
花壇に植えられたこの花はあっとゆう間に野生化する。

とにかくその生命力を買われていつの頃からか緑化に使用された。
高速道路や堤防や線路の法面に積極的に植えられた。
開発による自然破壊やってゆう声を抑えるための方策やと私は勘繰ってる。
そうして気付いたら、日本古来の地味な植物はこいつに負けて絶滅に追い込まれた。

そこで環境省は2006年2月、大金鶏菊を特定外来生物に指定した訳です。
「日本の侵略的外来種ワースト100」にも選ばれてる。
「外来生物法」には罰則もあるけど知ってる人は少ない。
今でも花壇で大事に育ててる人も居てるみたいやし、
この花は枯れてもあまり見苦しくならへんから殆どの人がただ綺麗やなあて見過ごす。
自治体の除草作業を担当する業者でも、この花を残して草刈りしてたりする。

我が家周辺でもたくさんの群落を形成してる。
団地の駐車場の傍などは下の写真のように見事なお花畑になってる。

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栽培や販売が禁じられてるのは理解してた。
法律制定以前から栽培してても認められへん。
飼育、栽培、保管、運搬、販売、譲渡、輸入、野外に放つことも原則禁止されてる。
これは知らんかった。
活きた花を運んだら法律違反やったんや。
駆除する時も花を抜いて枯死させてからゴミ袋に入れて出すんやとか。
明らかな反則行為を犯してしかも自身のブログで発信してたことになる。
違反したら個人の場合、最高で懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金!
激しく反省。



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