東生涯学習センター広間

箕面市東生涯学習センターの茶室の間取りはええんですけど、いかんせん古い。
彼方此方の傷みが目立ちます。
初使いのその日に炉の電熱器がダメになって湯が沸かへんくなった。



昔はちゃんとした炉で多分炭を使ってたらしい形跡がある。
現在は電熱器を組み込んであるんやけど素人が苦労して設置した雰囲気。
その電熱器がまた古くて、特にコードの傷みがひどいからその辺が断線したんやろね。
修理をお願いしたんやけど最低でも一か月はかかりそうとのこと。
市の予算の問題らしいから、こちらとしてはどないしょもない。
下手に修理するより電熱式炉壇を購入する方が安いと思うけどな。



他の施設にはすでに空きはないから予定通りここを使うしかない。
先日の稽古日は偶々やけど、隣の和室を使う方がおらへんくて空いてるから、
良かったらそっちを使って貰うても構いません、とのこと。
有り難く使わせて戴くことにする。

17畳半の広間やけど、京間の寸法で8畳分がちゃんと茶に使える敷き方になってる。
何よりこちらの炉に入れられた電熱器はちゃんと生きてる。
床の間は2間の広さやけど花入と香合を飾ったら何とかバランスが取れた。

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最近の緑水会は、同時に集まるのはせいぜい4人か5人。
たいていは1人か2人やから、この部屋は無駄に広くて何となく落ち着かへん。

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備品として釜やら棚やら幾つかの道具が置いてあるから使わせて貰う。
持ち込む道具が少なくて済むのはとても助かる。

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お琴の先生が定期的に借りてはるらしいから、使えることは滅多にないと思うけど、
もしも偶々空いてるようなことがあったら、ちょっと狙い目かなとも思う。



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処分 追記

先月27日に開始予定の解体工事が電線撤去工事との兼ね合いで延期されてた。
昨日の朝行ってみたら、5日遅れで解体取り壊しがついに始まってた。

今までに「庭木剪定」の記事を何度か書いたけど、
落下」したりしながらもなお丹精込めて手入れしてきた松の木も、
首尾よく新芽が出てこれからが楽しみやった貝塚の「生垣」も見事に伐られてた。

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家内が自分のことは全然書いてくれてへんと拗ねてる。
実家の家具など動産処分にまつわる前回記事についてです。

実際彼女の持ち物も随分と処分してしもたし、
運び出しの時などの手伝いも十分してくれた。
悪かったと思うてるし感謝もしてる。
そうゆうのんを当然のこととして言葉にせえへんのが悪い癖やな。

結婚の際に持ってきた桐箪笥や洋式ローチェストはでけたら残したかった。
オーディオセットとレコードは私のも含めて断腸の思い。

読書家やった義父の遺産の蔵書をたくさん譲ってもろたのに、
結局読むことすらなく処分してしもたんが悲しい。
最初試しにこの本のひと箱を5階まで運んだんやけど、
余りのしんどさに半分心が折れた。
これがすべての蔵書を結局あきらめたきっかけになったんかな。
処分するんやったらもっと早く諦めて売るべきやったと悔やまれる。



それにしても早めに片付け始めて運び出した分に関してはまあええ。
トランクルームに詰め込んだ荷物は、大きくて嵩張るものととにかく重いもの。
あとは普段の稽古に必ず必要になるものを入れてある。
どれが何でどこに収まってるか概ね承知でけてる。

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しかし後半やっつけ仕事で詰め込んで取り敢えず運び出した道具は、
我が家の一部屋へ無造作に雑多にええ加減に無茶苦茶な状態で移動しただけ。
何処に何があるのか全く把握でけてへん上に、
もし判ってもそこへ到達するのがはなはだ困難な状況を呈してる。

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これからはこの雑然とした状態を少しずつでも解消してかなあかん。
ただどないして片付けてったらええのか途方に暮れてる。
YIさんちに預けた道具もあまり間を置かずに引き取らなあかんし。
トランクルームをもう一部屋借り足すか、
もっと大きな部屋に借り換えるかせんことにはどうしようもなさそう。



自業自得やけどドタバタの荷造りは不備が付きもんや。
片付けながら、あ、これは後で別の箱に入れよ、ってちょっと脇に置いとく。
この「後で」が曲者やねん。
私の場合その半分近くは恐らくそのまま忘れてしまう。
そんな自分のことをちゃんと知ってるのに、なおかつ何度も繰り返す。

今考えても、残すつもりやったのに捨ててしもたんが相当量ある。

黒紋付、絽の一つ紋長着、トンビ、外套、十徳、半徳、羽織、
古帛紗も何枚か、ストックの茶筅や懐紙などなど。
家紋入り袱紗や風呂敷、大判の風呂敷を数枚重ねといたんも忘れた。
かけてた眼鏡を休憩時にちょっと置いたら、ゴミの山に紛れてこれも忘れた。

湿し灰を作る時に使ってた大きな金盥も畳表も失念した。

3年から6年前に切って乾燥させた大量の竹。
茶杓を削るつもりやったけどまだアク抜きしてへん段階やから全部ゴミにした。

昨日気が付いて慌てたんやけど、どうやらお墓の使用許可書も捨てたみたい。
これは早急に再発行して貰うしかない。
生命保険の証書なんかも保管した記憶があらへん。

中でも惜しいのんは入門以来20年くらい書き溜めた自身の備忘録かな。
見たり聞いたり読んだり教わったり考えたり、
そんなこんなを断片的に20数冊のノートに記録してた。
何か疑問点にぶつかった時、あ、この答えは確かあそこに書いたぞって。
まぁ、読み返すのは年に何回かやったけどね。

待てよ。
えーと、現在は入門から40年経つから、つまりここんとこの後半20年間は、
私は勉強もせんと、それ以前の知識の切り売りで胡麻化してる訳か…。

これはこれで反省せなあかんな。



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小山園初釜

記事が前後してしもたけど、先週木曜は小山園初釜やった。

いつも通りの床の設え。
今年もまたこの軸に巡り合えたことに感謝する。
結び柳の根元には藪椿を。

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釜は数年前から倉庫に置きっぱなしやった新品の平丸霰釜。
茶入も初披露、持つのも大変なほど大きな肩衝。
何しろこの日の参加者20人分の70グラムが余裕で入る。
明治のシカゴ博覧会で徳川16代様が使ったってゆう瀬戸茶入。

中身のお茶が何とまさかの「天授」とか。
去年採った新茶が入ってない古い茶やから使っちゃおてなったらしいけど、
品質が落ちてる訳やないからやっぱり美味しい。
しかし前に練った時も感じたんやけど、練ってる感触がどうも変てこ。
粘りが強いてゆうのか、何故か湯量の見極めが難しい抹茶です。

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今年のはなびら餅は鼓月やったか。
味噌餡が美味しい、けど牛蒡の香りが強くてちょっと驚いた。

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茶杓は茶の木を削ったもの、銘は忘れた。
薄茶の茶杓は松の木ででけた千年翠。
棗は井伊大老好みの1月のやつ。

社長さんは伝説的味覚の持ち主。
しかもあちこちのお家元の初釜や茶事におよばれしてはる。
更に自園の自慢のお茶やんな。
実は結構緊張して濃茶を練ってる。



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処分

先週初めに、金曜の解体工事に向けて月曜から動産の処分をすると言われた。
つまり家の中のあらゆる道具を綺麗さっぱり持ち出して処分するということ。
つまりそれまでに、欲しいもの残したいものは運び出さなあかん。

木金と空いてる時間をフルで片付けと移動に活用した。
しかしどう考えても期日までに道具を運び出す時間的余裕がない。
日曜に予定していた七事式の会を直前になってキャンセルさせて貰うた。

日曜朝からまた片付けを始めた。
若い頃から読み倒しながら貯め込んだ本を捨てるのが忍びない。
今後にも必要な茶道関係の本以外は泣く泣く諦めて、
いずれブックオフにでも売るつもりで段ボール箱に詰めてく。

ところが、とても終わりそうにない。
てゆうか、思ってたよりも量が多くて我ながら途方に暮れた。

今頃に明け渡さなあかんことはずっと前に判ってた。
けど本音では家を売りたくなかったもんやから片付けを引き延ばしてた。
もっとも生来の怠け癖の方が大きかったかも。

昼を過ぎてもなかなか捗らへん状況に、やっと自覚した。
これだけの量を納める器が今の私にはないんやと。

今年に入ってから、この日に備えておよそ2畳分のレンタル倉庫を借りた。
我が家は息子を独立させておよそ6畳の部屋を確保した。
しかし荷造りし出したら果たしてこれが収まるのかどうか怪しくなった。

淡交誌がおよそ40年分の520冊。
なごみ誌はちょっと少なくて400冊。
これだけでもものすごい場所をとる。

そして結局、私は本を残すことを諦める。
つまり解体業者にゴミとして処分して貰うことにした訳や。



高校に入った頃は本屋での立ち読みと図書館通いで読書を楽しんでた。
2年生の終わりくらいやったか、画家を志望して絵画関係の雑誌を買い始めた。
それから文庫本の小説を買い、単行本を求め、漫画にも嵌った。

教師を目指した大学時代に集めた哲学や心理学の書籍が100冊くらい。
一度処分したのに捨てきれへんかった美術関係の本も約100冊。
単行本は高いから余り買わへんかったので500冊くらいかな。
最近トンと買わなくなったけど大好きな漫画本は多分300冊程度。
教養関係の新書が500冊程度。
礼法関係は30冊程度やな。
文庫本に至っては数える気にもならんかったけどおそらく数千冊!
昔を懐かしんで集めた少年少女世界名作文学全集とかもある。
他にも雑誌、料理書、辞書、百科事典、展覧会カタログなど、それこそ多数。
よおもこれだけ貯め込んだもんやと思う。

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あ、しもた、右下に写ってる茶道全集を確保するのを忘れてた。

あ、ルナさんから献呈してもろた単行本もとっとくのを忘れた、ごめんなさい。

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茶道具を箱に詰め込んで車に積み込んで運び出す。
問題は運び込む先の場所。
契約したトランクルームは2階で階段のみ。
けど、まだしも楽やった。
トランクルームはすぐに一杯になったから我が家に入れるしかない。
我が家は超が付くほどに古い府営住宅でエレベーターなどは存在せえへん。
しかも5階やねん。

普段2往復するだけで息切れする階段を一体何往復したら終わるんや?

皆さん予想したでしょ?
その通り、終わらへんかったんです。
何回運んで階段を何度上り下りしたんか最早覚えてへん。
これで一段落と諦めたんが午前5時。

解体業者さんは朝が早いから、7時半に目覚ましをセットして仮眠。
月曜の朝、解体屋さんに頼み込んで、待合の二畳だけ片付けを待って貰う。

昼に社中のYIさんが助けに来て下さった。
荷物を一時預かって下さるとのことで大いに助かる。
車一杯に詰め込んで貰って、残りは何とか二畳に収まった。

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貰った猶予は丸一日。
火曜の稽古の皆さんに急遽お休みを下さいと連絡を入れる。
この日は京都の稽古で休みにするのは間に合わへん。
火曜も朝から荷物移動。
三度の往復で何とか家中を空にでけた。

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あの本棚が見事に空になってる。
処分業者の仕事ぶりには驚きを隠せへん。

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解体は金曜からの予定やのに、火曜夕方に解体の連絡が入る。
どうやら茶室部分だけ手作業の解体をするらしい。

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実はYIさんのご友人に茶室を建てたいてゆう方がいらして、
床柱や天井や障子、太鼓襖、にじり戸など取れるものがあればと。
どうせ壊してしまうんやから、何でも持ってって。
少しでも近い状態で再建したいとおっしゃるので私も嬉しい。
できあがったら一度寄せていただきたいと思ってる。



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吹田市文化会館メイシアター

みっつめの新稽古場は吹田市の文化会館メイシアター。
大きくて広い施設やけどかなり古い。
茶室は四畳半。

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床の間は一風変わった「袋床」というのか、1畳幅あるのに袖壁で間口を狭めてる。
正面から見る限りは普通の床で、あまり意味のないデザイン?

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貴人口は玄関に直結。
躙り口の外にはちゃんと蹲踞が設置されてる。

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京間の畳やから点前をするにもストレスがない。
茶道口は上部を櫛型に塗りまわした「火燈口」で、
片引き襖もちゃんと切引手の太鼓襖に仕立てた本格派。

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水屋は3畳。
簀の子はぐにゃぐにゃで今にも壊れそうで恐ろしい。
けどそれ以外は問題なく使える。

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更にその奥に2畳の予備部屋があるので荷物置きに都合がええ。
その部屋から水屋と茶道口を見るように撮った写真で感じが判るかな。

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箕面生涯学習センターも同じやねんけど、
二か所同時に点前をするのは無理。
人数が多い時にどうしたらええのかが問題やな。
すぐ隣が12畳の茶室で、これを借りれたら具合がええねんけど、
そうは問屋が卸さへん、ってらしくって。

その隣の12畳と更に隣の8畳と水屋を合わせた38畳ひとまとめで一室って設定らしい。
大寄せの茶会を想定した部屋割りみたいやからしゃあない。
これだけ広いと借り賃も大幅に増えるから、毎回の稽古にはちょっと苦しい。

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いやひとつだけ難点があった。
茶室のすぐ隣に空調制御室があるみたい。
外は暴風雨かと錯覚するくらいに大きな音がする。
しかも全館暖房は有り難いけど、ここだけ空調を切るってことができひん。
部屋が狭いだけに、電熱で湯を沸かしてると真冬やのに汗をかくほどに暑くなる。

古びてるのはしゃあない。
この4月からここは改修工事が始まって1年間使えんくなる。
設計はそのままで新しくなるらしいから、1年後が楽しみではあるんやけど、
当面使えるのは、残り数回あるかどうかて感じです。



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